lまず事実として、「スズメはトリである」、「ペンギンはトリである」、「ペンギンはトリの例外である」に対応する節を登録する。
トリ(スズメ).
トリ(ペンギン).
トリの例外(ペンギン).
l「トリは飛べる」という知識を以下のようなPrologのルール節として表す。ただし例外的条件に該当しない限りという制限をつける。ただし記号\+は「否定」を表す。
飛ぶ(X) :- トリ (X),
\+トリの例外(X).
lスズメは飛べるかどうかをゴール節として問い合わせると、
PrologシステムはYesと答える。
?- 飛ぶ(スズメ). [enterキー ]
Yes
lペンギンはトリの例外として登録されており、以下の問合せに対し、PrologシステムはNoと答える。
?- 飛ぶ(ペンギン). [enterキー ]
No